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学外での取り組みと研究

新潟大学MOTは、主に新潟の地場産業と積極的に関わり、
社会貢献としての活動を行なっています。

小千谷市の企業様でケーススタディを実施(マーケティング供 H27/5/25
関連教員 長尾 雅信
丸魚魚沼水産様でのプレゼンの様子
学生より提言書を提出
(概要)
 『平成24年度に長尾准教授が実施した小千谷市での企業ケーススタディ(蠡莪貘範製作所、阿部幸製菓蝓砲亡愎瓦鬚持ち頂いた企業(株式会社丸魚魚沼水産)より、ケーススタディにご協力を頂いた。参加学生はMOTで学んだフレームワークと調査方法をもって企業を分析し、その戦略の方途について提言を行った。
 
<プレゼンテーションの概要>
■(株)丸魚魚沼水産:2015年5月25日訪問
 当該企業の食品加工場で排出される食品加工残渣の活用について、分析報告と今後の取り組みの提言を行った。当該企業の事業領域である卸売市場業は、市場が縮小傾向にあり、厳しい事業環境にある。そこにおいて、事業を営むアイディアは「食品加工残渣の活用」に加えて、「小千谷地域で支持されるために企業の存在感をいかに作り上げることができるのか」という点についても勘案された。本報告では、計4回重ねたミーティングと1回の加工場見学、途中実施された中間報告会の内容を振り返り、食品加工残渣の活用を(1)から(3)のように整理した。
(1) 食品加工残渣の活用を行うにあたり技術的な視点や加工場での製造プロセスなど踏まえ、実現に至る課題を整理。
(2) 食品加工残渣の商品化について、社会的問題の解決を視野に入れて提案。
(3) 企業のアイデンティティ形成や地域ブランドの向上にむけて、小千谷市の自然資産である山本山と桜の植樹活動を組み合わせたブランディングの概略を提示。

数度のミーティングを通じて提供されたアイディアを基に、当該企業においてはすでに食品加工残渣活用の実証実験が行われている。田村敦之常務からは「マネジメントに対する気づきがもたらされた」という感想も頂き、分析を活用した技術経営、ブランド戦略の精緻化に期待がもたれる。本ケーススタディは終了したものの、参加した学生は引き続き当該企業のプロジェクトに関与する予定である。

<参加した学生の感想>
 Aさん
技術経営(専門職大学院)の学びのなかで最も面白いことには、それぞれ就業背景の異なる仲間とともに、お互いの考えを率直に交わすことが出来ることにあると感じています。そして、その授業のなかでもこの企業ケーススタディは実務に最も近い、貴重な機会であったと思います。企業と大学の産学連携部門、そして授業のマッチングが出来てこその、この学びの場に出会えたことはとても幸運なことでした。
企業経営者の視点や実務改善での目の付けどころ、そして理論的分析など、最終的な提案に至るまでの議論は、私にとってとても得難い学びとなりました。自身の就業経験のなかでは事業計画のごくごく一部を作成する経験はあっても、トップマネジメントの視点でマーケティングや戦略などを考えることはありませんでした。それゆえ、この企業ケーススタディでは、授業で学んだ理論をどのように活かすのか、私は教科書的で、凝り固まった考えでいました。しかし、すぐに考え方の筋が違うことに気づかされました。ともにこの企業ケーススタディに関わる仲間との議論は多様でした。感覚的とも思えるけれども実務的な視点での提案があり、また一方ではアカデミックなアプローチの提案がありました。まさに実現性を見据えた実務的な考えと、学問的な考えとの相対する考えがぶつかる議論でもありました。理論的な分析と実際的なオペレーションとを行きつ戻りつ、展開される議論に何とかしがみつくような状況でありました。
そのような熱のこもる議論を行いつつも、提案過程においては企業様の工場現場を見学させていただき、聞き取りを行い、我々が提案するコンセプトをまとめあげ、最後にはプレゼンテーションや報告書にまとめさせていただきました。
本企業ケーススタディでは、マーケティングコンセプトの提案が目標ではありましたが、生産工程の改善など実務に踏み込んだ議論もあり、その実、授業で学んだ理論と実務との間に身を置けたことは、自身にとって得難い、充実した学びとなったことは間違いありません。

Bさん
このたびMOT授業マーケティング兇砲いて、小千谷市の企業である株式会社丸魚魚沼水産と貴重なケーススタディの経験をさせていただきました。
同社の抱える課題をいかにして企業ブランド戦略に結びつけるか、小さな取組から始めてその発展形を描きながら企業や地域へと貢献させることを提案するために、様々な議論や多くの調査が必要だと感じながら進めてきました。
限られた時間の中でケーススタディのメンバーが自らのアイディアを出し、考え方を共有しあえたことは今後の学習や研究にとってもとても有意義であったと思っております。このようなケーススタディによる活動は、三現主義(現場・現物・現実)に基づくMOT授業の最大の特長のひとつであり、積極的に活用し関わっていくことでより新しいヒントが見いだせるものと思っています。
[備考]
<今回ご協力を頂いた小千谷市企業様のご紹介>
丸魚魚沼水産(本社 新潟県小千谷市大字桜町字天田5319-2)株式会社 丸魚 魚沼水産、株式会社 魚晃、マルウオ食品株式会社の3社で構成され、小千谷を拠点に、新潟支店や加工場を展開している。世界中から調達された魚を、鮮魚、冷凍魚、塩干魚の形で市場での提供をするだけでなく、株式会社魚晃ではこれを職人技をもって加工し、切り身、味噌漬け、粕漬け、さらに惣菜品にまで価値を高め、皆様に「健康的な食」を提供する役目を担っている。
UPDATE 2015.06.02
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