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[特任]

塩浦 時宗
特任教授/(一財)燕三条地場産業振興センター        専務理事
塩浦 時宗 SHIOURA Tokimune
専門分野:金属材料、機械加工、塑性加工、生産管理
・耐食・耐熱材料など難削材の効率切削と切削工具の高寿命化の研究
・光触媒など特別な機能を持つ材料の応用研究
・中小企業における技術高度化と社内人材の育成
研究室:生命環境棟(1階)講師室
富山大学工学部卒業
技術士(金属部門)(総合技術監理部門)
現在、(一財)燕三条地場産業振興センター 専務理事
富山大学工学部卒業
民間鉄鋼メーカーに14年間在籍。
技術士(総合技術管理/金属)
S62 燕三条地場産業振興センター、H10 年同センター産業振興部長、現在専務理事。H20 年度本研究科特任教授。
 
ロシア、カンボジアなど海外でも技術経営に関する講演を行い、中国では
「日中の製品安全と品質管理」の技術交流を行ち、昨年までの3年間に年2回程度中国を訪問。「日中の製品安全と品質管理」に関する技術交流を行う。
 私は1年間に100社を超える中小企業を訪問していますが、経営者や管理者と面談する中で、企業の規模にかかわらず、産業のグローバル化に対応する企業戦略の必要性を痛感しています。
 これからの企業経営は技術面を含めて、自社のリソースで顧客とライバルに対して差別化優位になるものは何か、ライバルより劣っている部分は技術連携やM&Aで補うのか、切り捨てるのかなど、世界を視野にした十分な比較検討が重要だと考えます。
 技術経営能力とは、企業経営上の与件や諸種の制約条件に挑戦して、創造力を発揮できるマネジメント力を持つことではないでしょうか。テクニカル・ビジッ
トによる企業訪問なども題材として、一緒に勉強していきたいと考えています。


■「技術連携戦略」とは。
 〜技術の連携がなぜ必要か?そして、成功するための能力とは〜

 新潟県の燕三条地域には多くの中小企業が集積しています。私の所属する(財)燕三条地場産業振興センターは、これらの中小企業を技術面、経営面などから支援し、企業の競争力強化を図り、ひいては地域全体の活性化を推進することを目的に各種事業を進めています。私の講義では、企業の競争力強化戦略の一つである技術連携のあり方を、県内・県外企業における事例研究、テクニカル・ビジットなどから検証し、各種技術連携のメリット・デメリット、連携によって発生する相反事項を理解し、今後あるべき技術連携のあり方をビジネス企画提案書として作成できる、マネジメント能力の養成を目指します。

 BRICsを中心とした新興国の経済発展に伴う市場の拡大は生産活動のグローバル化を促進し、ビジネスチャンスが広がると同時に、競合対象企業の拡大を生む結果になっています。このような従来とは大きく異なる環境変化に対して、技術をコアコンピタンスと位置づける企業、特に中小企業の経営戦略の中で技術連携は重要な位置を占めるものとなっています。
 
 技術連携には企業の連携や産学官連携などの連携対象の違いのほかに、買収、ジョイントベンチャー、事業連携、協力的ネットワークといった強固な連携から緩やかな連携に至るまでの様々な形態があり、それぞれの連携形態にはメリットとデメリットが存在します。どの連携方法を選択していくかは経営戦略上非常に重要であり、これをマネジメントするには広範囲の技術経営能力を必要とします。すなわち、技術連携を企業の戦略として進めようとする場合、自社はどこまでの範囲を受け持つのが適当かの判断、連携による自社のポジショニング設定、相手先との連携関係についてのPDCA管理方法について十分な検討が必要で、さらに連携には必ずトレードオフの関係があることを理解し、状況に応じた適正な連携方法を検討、企画することができるマネジメント能力が不可欠となります。
 
 本授業の特徴としては、私がお付き合いのある新潟県内企業を中心に県外企業も含めて、経営者の技術連携に対する考え方と、その企業の結果としての技術連携の成功と失敗を事例紹介し、これをもとに成功と失敗の差がどこから生まれたのかを討論し、技術連携戦略を成功させるための能力を養いたいと考えます。
【論文】
  1. レジャー部門へのチタンの利用と将来(日本チタン協会)

(社)精密工学会北陸信越支部商議委員
見附市産業支援事業審査委員
金属研磨仕上げ技能競技会審査委員
(社)日本技術士会北陸本部役員

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